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サックスに彫刻を後から入れられるか 値段はいくらかかるの


 
サックスの彫刻は美しいものが多いですね。
初めのうちは
有っても無くてもそれほど気にならないものです。

でもそんな人もしばらく吹いていると
だんだん「彫刻があるほうがよかったなぁ」 なんて
思いが湧いてくるものです。

そこでなのですが
買った後から彫刻を入れることが出来るのかどうか
気になりませんか ?

あんなに細かい彫刻が、
後から依頼しても出来るものなのでしょうか。

製造過程で彫刻を施すのと違いますから
それなりの手間はかかるのではないかと思われます。

それだけに
後から彫刻を依頼したら値段も気になります。

そのあたりのことを記事にしてみましたよ。

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サックスの彫刻は美しい

サックスの彫刻は、高価なものほど細かくて美しい
デザインになっています。

それは、そのメーカーを代表する楽器という位置づけになるからですね。

価格が比較的安い物は、レーザーを使った機械彫りで処理しますが、高価な製品の彫刻はその楽器メーカー専属の
プロの彫師が手で一彫一彫して作り上げます。

そのデザインには専属の彫刻デザイナーがいて、
デザインしたものを図に描いて、それを彫り師が実際に彫って
出来上がりを見てはまたデザインの修正。

その工程を何度も何度も繰り返しながら彫刻のパターンが決まるのだそうです。

だから美しくなるのですね。

実はサックスのこの彫刻、
「こんなもんいらねぇ」って言う人もいるそうです。

好き嫌いの世界ですし、
その分安くしろとでも思うのでしょうか。

私が初めて買うことにしたサックスは
廉価版のサックスでしたので、
そもそも彫刻なんて期待できず、
要らないとは思わないまでも
「なくてもいいや」くらいの感覚でした。

もともと金ぴかでツヤツヤのサックスです。
彫刻が彫ってある辺りもツルツルの金ぴかなので
それはそれで美しいと思っていました。

それから数か月、
耳も肥え 目も肥えて
金ぴかツヤツヤで綺麗だった辺りが
物足りなく見えてくるんですよ。

そして彫刻が無いのが
何だか安っぽい
小中学生のブラスバンド部の生徒ならいざ知らず

50代の大人が持つ楽器として
不満が出てきました。

結局いい物を買うことが出来て
手掘りの彫刻が彫ってありましたので
満足していますが、

廉価版サックスなら買い替えればいいのでしょうが、
そこそこの価格で彫刻なしを買ってしまったなら、
買い替えるのもなんだし
後からでも彫ってもらおうかと考えたかもしれません。

サックスに彫刻は後からでも出来るの ?

答えは、YES です。

普通のリペアさんではできませんので、
楽器に彫刻を彫ることの出来る技術者さんでなければなりません。

フリーで楽器の彫刻を本職としている技術者さんがいます。

相手が楽器なだけに
金属に彫るだけでは楽器としてよみがえらせることができなくなります.

ラッカーを剥がしてポストなどを取り外して
彫刻を施し、またポストをはんだ付けして
メッキをしてラッカーを拭いてと

リペアさんの知識と技術も必要になります。

まったく彫刻の無い楽器に彫刻を依頼してくる人もいれば
既に立派な彫刻の入った楽器に
さらに思い出の絵柄を彫刻してほしいと
依頼してくる人もいるそうです。

そうなると、1か月や 2か月はかかるでしょう。

ネックに彫るということなら
デザインお任せで 1週間くらいあずければ
仕上がるようです。

専門の楽器彫師さんに依頼するのに、
私が買ったような 5万円くらいの楽器を
出してくる人はさすがにいないでしょう。

本業はリペアさんで、
「彫刻も始めました」というスタンスの技術者さんもいます。

そういう方でしたら、もっと気軽に依頼できそうです。

いずれにしても、金属の楽器に刃を入れるわけですから
デザインが気に入らないとか
管体に傷がついたとか

後からトラブルにならないように、
事前によ~く、打ち合わせをすることがとても大事です。

サックスに彫刻を依頼したら値段はどう ?

安い部類のお店で
管体で 4万円  ネックのみで 2万円です。

高いお店では、
デザインから料金まで、すべて相談というところもあります。

彫刻だけとか
どうせ、いずれは剥がれるからと
メッキもラッカー処理も必要ないと言えば
その分安くなるでしょうし、
あなたがどこまで求めるかで、技術料も相応かかります。

バランス調整みたいに定期的に必須なものではないだけに、
相場の料金みたいなものはないようですね。

ですが、愛着の出てきた楽器を美しく蘇らせることが出来るなら、数万円の出費は決して高くないようにも思えます。

まとめ

サックスに彫刻が施されていると美しいだけ手ではなく、
高級感が全く違ってきます。

自分のサックスに彫刻が無いと、
最初は気にしなくてもだんだん不満や欲がでてきて、
後からでも彫刻を入れたいという気持ちがこみ上げてきます。

そんな思いに応えるように、
後から彫刻を楽器専門でやってくれる彫師さんがいます。
リペアを本職としながら、彫刻も始めたリペアさんもいます。

その技術やデザイン力、専門はリペアなのか彫なのか
彫刻の後の処理はどこまでやるのか などなど
必須のリペアとは違う分、
料金はかなり 『まちまち』 です。

デザインの世界ですから、好き嫌いも出るかもしれませんので、
事前の打ち合わせはとても大事になります。

後から彫刻をしてもらいたければ、
方法はありますよ ということで
参考になりましたら幸いです。

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