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サックスメーカーのおすすめと特徴そして侮れない中国製


 
サックスを買おうと思い始めた人がまず最初に迷うのは
「どのメーカーがいいのかな ? 」 ではないでしょうか ?

一度は耳にしたことのある有名メーカーをはじめ、
最近の品質向上が著しい台湾製サックス、
また、メーカーよりブランド名のほうが有名になっているところもあったりで、
ますますどこのがいいのか迷ってしまいます。

実は、一見みんな同じに見えるサックスですが
どのメーカーにも個性があり、特徴を知ることは大切な事なのです。

そこでこの記事では
国内はもちろん、海外でも評価の高いメーカーやブランドの中から
初心者にもおすすめなメーカーとその特徴をお伝えしていきますね。

それから、中国製サックス。
安価だけれども侮れない存在になってきているので、中国製サックスのお話もしますよ。

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サックスのメーカーならおすすめはココ

数あるサックスメーカーの中で
プロはもちろん、初心者にもおすすめできるメーカーなら
やはり 世界三大メーカーと呼ばれている

セルマー ヤマハ ヤナギサワ

です。

製品一つひとつの出来の良さ
品質の均一さは、世界トップレベルです。
(トップが三つあるというのも変ですが・・・)

そして何と言っても常に部品が調達できます
これもこの三大メーカーをおすすめする理由の一つです。

その中でも、初心者なら国産のヤマハやヤナギサワがおすすめです。
( 現在ヤマハの低価格帯 = YAS-280 380 480 は、インドネシアで生産しています )

ヤマハであれば、10万円台 (国産品質を維持) から売られていますし、
そのクラスでも好きな曲を気持ちよく吹くことが出来ます。

所有することでのステータスを求めるとセルマーかもしれませんが、
初心者に大切な吹きやすくて操作もしやすいことを求めるなら、やはり国内メーカーです。

比較的手が小さい日本人、特に女性の場合、
小指を大きく開く必要に迫られて、握力が足らないとキーをちゃんと押せない人もいるくらいです。

それから吹く場合の微妙な唇のコントロールに対しても
ヤマハやヤナギサワのほうが断然有利ですよ。

サックスはキーを押せばその音程の音が出るように設計されていますが、
チューナー (音程のずれを見極める測定器) で測ると、
音程ごとに本当の音の高さよりも高かったり低かったりしてるものです。
プロは何食わぬ顔をしながら、
音程ごとにいちいち唇で瞬時に微調整しながら曲を演奏しているのです。

アマチュアの演奏を聴くと、どこか気持ち悪いのは
その微調整が上手く出来ないために、
音程が微妙に狂っていることが影響していたりしますよね。

音程の微妙な操作の頻度が、
ヤマハやヤナギサワのほうが少なくてすむので初心者におすすめなのです。

一番低い音から高い音まで、
初心者でもストレスなく音が出せるのも
ヤマハやヤナギサワです。

サックスと言えばセルマー というイメージが強いかもしれませんが、
セルマーの国フランスの人が、
旅行を兼ねて日本の楽器屋さん(新宿 大久保辺り) に来て
わざわざヤマハのサックスを買っていくって、ご存知でしたか ?

サックスの主なメーカーの特徴は

先に紹介しました
セルマー ヤマハ ヤナギサワ 以外にも

台湾 (工場だけ台湾も含む)  のメーカー (ブランド) の
シャトー アンティグア キャノンボール カドソン
もいいですよ。
シャトーは某世界的メーカーのOEM をやってますので、
中級機以上の機種であれば、十分選択肢に入ります。
アンティグアは、セルマーを日本に輸入している会社が
輸入契約するほどの品質で、その会社で一台一台検品調整してから出荷していますので、
信頼性はかなり高いですよ。

ただ、台湾製も品質の向上とともに価格が上がってきています。
キャノンボールやカドソンは、価格面でのメリットはあまりなくなってきた感じがします。

大手楽器店のオリジナルブランドサックスとしては、
Festi  や MARCATO、 WINDPAL  が有名で信頼性もかなり高く、
各楽器店にリペアが充実してますので、安心して吹くことを楽しめます。
価格を抑えて高品質を目指すために、その製造は台湾です。

以下に、それぞれのメーカーの特徴を纏めてみました。

メーカー名
価格
特徴
世界三大
セルマー
約30万円~
100%純フランス製
世界の指標
音のスタンダード
マウスピースも一流
ヤマハ
約14万円~
音程の取り易さとキーの操作性に拘って開発している
ヤナギサワ
約26万円~
純日本製
低音から音出しやすい
台湾
シャトー
約9万円~
有名ブランドのOEM生産をする台湾のメーカーTENON社のオリジナルブランド
アンティグア
約8万円~
台湾製の中でも品質が安定 セルマーの野中貿易が取り扱う品質
キャノンボール
約19万円~
ビッグベルの代名詞的ブランド 初めからネック2本付
楽器店
Festi
約19万円~
島村楽器のオリジナルブランド何かあれば島村楽器が全面サポート
MARCATO
約5万円~
下倉楽器 安価と音の良さを両立
WINDPAL
約10万円~
石橋楽器のオリジナルブランド
※価格は全てアルトサックスの価格

ここに上げたメーカーやブランドのサックスは、
どれも販売店がしっかりしたお店ばかりですから
安心して買うことが出来ますし、修理や調整を含めたアフターサポートも万全です。

 

サックスメーカー中国製のメリットとデメリット

中国製サックスのメリットは、なんと言っても価格が安いということです。
それと、およそ必要と思われる備品は、全部セットになっていますので
後から買い足すものが少なくて済みます。

デメリットは、品質が安定していない ということです。
品質が悪いというのではなく、価格からすれば相応以上の品質です。
むしろ向上してきています。
ただ、均一ではないのです。

一部のハズレを引き当ててしまうと、
きちんとしたメーカーのサポートが期待できない中国製の楽器は、
リペアさんに持ち込んでも断られがちです
つまり、壊れたら『終わり』という場合があるのです。

通販などで、ケースなどの付属品はもちろん、教則本までついてるのに
5万円くらいで売られているものは、アウトレット以外では全部中国製と考えていいでしょう。

普通はリアル店舗では置いてませんが、たまたまお店にあったので吹かせてもらいました。
さすがに管体全体が響いてるというような印象はありませんでしたが、
下から上までちゃんと音は出てました。

『サックスに興味はあるけど、どのくらい続けることになるか分からない』 とか
『小学生の子供が学校の部活でサックスを吹くことになった』 とか
そんな状況なら 今の中国製の品質なら選択肢に入れてもいいかと思います。

長く吹くことになれば、やがては満足できなくなりますから、
その時にあらためて、いいサックスを買えばいいのではないでしょうか ?

まとめ

買って安心なおすすめメーカーは
なんと言っても セルマーやヤマハ、ヤナギサワです。
所有しているというだけでも、嬉しくなるものです。

この三社のサックスなら品質が高く、安定もしているので
初心者にもおすすめできますよ。

品質の向上著しいのは台湾製のサックスです。
日本へもヨーロッパへも輸出しており
シャトーやアンティグアは、安心して購入できるサックスと言えます。

島村楽器や石橋楽器、下倉楽器は、自社オリジナルブランドの楽器を
展開しております。
安価で高品質を目指しており、その製造は台湾に依頼しています。

もっと安く となると、中国製です。
全てが低品質なのではなく、品質が均一でないということです。
それでも買う目的によっては、十分役に立ちます。

どのメーカーのサックスにしようかと迷ってる方、
この記事で考え方に整理が付きましたら幸いです。

以下に本文でもお勧めの Chateau のサックスを載せます

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