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バイクのハンドル振動による手の痺れ・対策を講じました

バイクの楽しみは色々ありますが、すぐ下にエンジンがあって、その振動を感じながら走っていく というのも一つの楽しみ方ですよね。

でもその振動も度が過ぎたり長時間となると、思った以上に身体に対してダメージを与えてきます。

多くはハンドルの振動であったり
両足を乗せるステップの振動だったり
お尻が乗るシートの振動だったり

今回は、その中でも特に
ニンジャ400の『ハンドルの振動』での不快に対策を施し
解決した事例を捉えてみようと思います。

と言いますのも、
私が乗っている ニンジャ400
ご存じの方も多いかと思いますが

ハンドルの振動、結構すごいんです。
ツーリングなんかで走っていると
ハンドルのグリップを握る手に振動が続くことで
『ジ〜〜ン』としてきて
途中で止まってスマホをタップすると
指から手の平から肘くらいまでが、
『ボヨ〜ン』って感じで感覚がおかしくなっています。

この点は
たくさんのニンジャユーザーさんが認めるところです。

とても優れたトータルバランスの良いバイクだと思いますが、
このハンドルの振動の強さを
数少ない欠点の一つに上げている人も多くいますね。

楽しいバイクライフのためにも対策を講じて解決したいものです。

私は対策として
ハンドルのバーエンドを重い部品に変えました。
と同時に、グリップも耐震ジェルの入った物に変えました。

そしたら、
びっくりするくらいに振動が軽減したので
そのことを書いていきますね。

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バイクのハンドルは振動が悩み

繰り返しになりますが、
ハンドルの振動をバイクの「嫌な点」としているライダーさんは
多くいるようです。

振動そのものはバイクの醍醐味でもあるので
ある意味心地よいのですが、
程度問題です。

気筒数にもよるようです。
気筒の数が増えるほど
不快な振動は減るようです。

それぞれの気筒の中のピストンが
うまい具合にズレて動くので
振動を打ち消してくれるんですね。

なので 4気筒のエンジンが一番なめらかみたいです。

私のニンジャ400は2気筒です。
バラバラバラと2気筒独特の音と振動があります。
これはこれで自動車とは違う『まさにバイクの音』と
好きな人にはたまらないのかもしれません。

単気筒エンジンは振動はすごいみたいですが、
痺れる振動とはまた違った振動の仕方をするようなことを聞いたことがあります。

足元にむき出しのエンジンがあるのですから
振動がなくなることはありません。
不快の程度の差はあるでしょうが、
エンジンで走る以上、振動はつきものです。

ただ、車体の重さに応じて
フレームがより屈強であったり
防振用のゴムブッシュがより多く使われていたり
エンジンなどに振動対策用の部品が組み込まれていたりと
バイクとその大きさなどにより
振動を抑えて、より快適さを出している機種もあるようです。

しかしながら
軽さを売り物とするニンジャ400に
そんな余計なものは期待できません。

軽さ故に風に煽られやすい
軽さ故に犠牲となりがちな直進安定性
軽さ故に抑えきれない振動

その振動の解消にと私が取った対策は
バーエンドのウェイトとグリップを
ネットで購入して自分で純正品と取り替えることでした。

ハンドルが振動すると手が痺れて『ジーン』 対策

最初、他の方の記事を読んだりバイク屋さんの話を聞いたりしたときは
「へぇ〜、そうなんだぁ」くらいにしか感じませんでした。
まだ手元に納車されてない頃ですから
実感なんて湧くはずもありません。

納車された時期は正月明け。
真冬なのでグローブも厚かったからかもしれませんが
そんなには手が痺れる感覚はありませんでした。
もちろん振動そのものは感じてましたよ。

それが初めて 100km超えのツーリングに行った時
バイクから降りてポケットからスマホを出して
タップしたときです。

『ジ〜ン ジ〜ン』

タップのたびに手の中に違和感が。
これが噂の手のしびれ?

こりゃまずい
手に力が入らない。
いや、大きな動きなら出来るのですが
スマホの操作や細かい手の動きは
かなり危なっかしくなっていました。

暖かくなって
グローブが薄くなると、その現象はもっと顕著に現れました。

個人差はあると思いますが
私の場合、50kmも走れば手にしびれを感じます。

「近々、なにか対策をしなければ・・・」

バーエンドの重りと耐震グリップで激的に軽減

実は、ニンジャ400のハンドルの振動のことは納車前から知っていたことなので、
納車時にバーエンドとグリップも交換してもらうように
バイク屋さんに頼んでみたのですが、

バイク屋さんは
「感じる振動の強さや手のしびれは個人差があります。なので、しばらく乗ってからでも良いと思いますよ。」

とアドバイスしてくれました。

確かに YouTube をみても、
「交換したけど変わったかどうかよくわからない」と言うコメントも有りました。

それで
交換前と交換後の違いがはっきり感じるくらい乗ってからのほうが良いかもと
バイク屋さんのアドバイスを受け入れることにしたんです。

そして 5000km以上走って
振動の具合や手のしびれを散々体験できたので

ついに交換することにした、というわけです。

耐震用に開発して販売されているだけあって
効果はテキメンでした。

少なくとも私には
その違いがはっきりと感じられたので
とても感激しました。

新車の時から交換していたら
何ら感動はなかったでしょうし、
そもそも振動のある乗り物なので、現状が良いのか悪いのかの判断すら
つかなかったと思います。

バーエンドは『POSHのウルトラヘビー』

片方で約300gです。
数字だけ見ると軽く思いますが、
純正品 (150g弱)と比べるととても重いです。
各メーカーのいろんな車種向けに
そしてたくさんの色が選べます。
ちなみにニンジャ400の場合は
ネジサイズはM8ですよ。

グリップはDAYTONAで扱っている『PROGRIP耐震ゲルグリップ』

MADE IN ITALY です。
ニンジャの場合、
左の経は22mm. 右の経は25mmです、たいがいそうみたいです。
長さが2種類あって、120mmと122mm。

わずか2mmの違いですが、
ニンジャは122mmの長い方です。
この2mmの差ですが、120mmで物差しで当ててみたら
かなり隙間があくことが判明しました。

自分で交換する場合に使う工具

6mmの六角レンチ 
ネジロックという接着剤でネジが緩まないようになっているので、純正バーエンドを取り外す時にネジを緩めるのにかなりの力がいります。
なので、柄が長いほうが楽ですよ。
私は長めの柄の六角レンチにホームセンターでφ19 長さ40cmのステンレスパイプを買って (¥400くらい) 六角レンチの柄にかぶせて長くしたら簡単に緩みました。

ネジロック剤
新しく取り付けるバーエンドが走行中に緩まないように、純正品と同じように塗ります。

バーツクリーナー
純正のグリップをハンドルから抜き取る際に、ハンドルとグリップの隙間にスプレーすると、簡単に外れるようになりますよ。

耐震ゲル用グリップボンド
グリップがゆるゆるにならないようにハンドルと固定させるための専用ボンドです。

とまあ、これらのものをネット等で揃えて30分くらいで交換しました。

ライダーさんの中には
ハンドルより 「シートの硬さや座り心地をなんとかしたい」という方もおられるかと。
バイクシートの座り心地を改善できた記事はこちらです。

まとめ

バイクは振動ありきの乗り物ですが、
その程度によっては身体に不調をきたしてしまいます。

ハンドルの振動もその一つで、それを楽しむレベルで捉えられなくなると
手が痺れて不快感のほうが強くなってしまいます。

私は愛車であるニンジャ400用の
ウルトラヘビーのバーエンドと
耐震ゲルで作られたグリップに交換することで
激的にハンドルの振動を減らせました。

とは言っても
振動がなくなるわけではありません。
『手が痺れるほどの不快な振動ではなくなる』
ということです。

実際に私が購入した商品と
交換に必用になった工具や部材なども明記しました。

少しでも参考になって
みなさんが
より素敵なバイクライフを送ることができればと
ワクワク・ドキドキしています。

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