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サックス用リードおすすめの種類と硬さに注目


サックスのリードってたくさん種類がありすぎて
困ってしまうことないですか ?
特に初心者のうちはおすすめのリードがあると安心できます。

サックスのリードの種類がたくさんあると
選ぶ楽しさもあるのですが、
どれが自分に向いているのか
これら種類がどのように違うのか
吹きたい曲のジャンルでも違うのかな ?

などなど、選ぶにしても知っておきたいことが
たくさんでてきますよね。

サックスの音は、リードが振動することで出てくるのですから、
とても重要なパーツです。
消耗品なのに、それほど安くもありません。

なので、ある程度の知識を持ってから買いに行った方が安心ですので
必要な予備知識をこれからお伝えしていきますね。

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サックス用リードのおすすめ品

サックスを吹くなら、初心者にもおすすめのリードがあります。
バンドーレンという会社の『トラディショナル』というリードです。

どこがどういいのかと言いますと、
吹き心地に癖が無いというか、とても素直に音が出てくる感じです。
反応がいいので、タンギング もしやすいし
ピアノ(小さい音) からフォルテ (大きい音) まで音量の変化もつけやすく、
明るい目の音で、だからと言って高音域でも音が裏返ったりしにくい。

日本はもちろん、世界中でも愛用者の多いリードです。
特に初心者は、このトラディショナルを買っておけば間違いないですよ。

少し上達して他のリードをいろいろ使ってみたけど、
結局このトラディショナルに戻ってきた なんて人もたくさんいるくらいです。

通称 『青箱』 とも呼ばれ、
部活に入ってきた新入部員は
ほぼ間違いなく、先輩からこの青箱をすすめられます。

サックスの教則本にもおすすめとして掲載されてますし、
レッスンに通い始めの初心者にも先生がすすめます。

かと言って、初心者専用のリードかというとそうでもなく
クラシックやジャズ系のプロミュージシャンも使っている
とても優れたリードなのですよ。

カットの仕方からも
一応はクラシック向けとされていますが、
なんと !  世界的なジャズサックスプレイヤーの
『ナベサダ』 こと、渡辺貞夫さんも愛用されてます !

サックス用のリードの種類は豊富

さて、サックス用リードの種類が豊富にあるのは知っていても
そのリードの具体的な特徴まではなかなか分かりませんよね。

主なメーカーと人気のブランドの中から
初心者向けの銘柄の特徴を紹介します。

バンドーレン リードのトップメーカー

(1)  トラディショナル ファイルドカット
初心者からプロまで、幅広い層から支持を得る買って安心のブランド。

(2)  V12 ファイルドカット
トラディショナルよりはやや息の抵抗感は強いものの、
その分とても深くて豊かな音になるので、
始めて2年くらい経つ人でこちらに移行する人もいます。

(3)  JAVA    アンファイルドカット
ジャズとバラエティを合わせて『ジャバ』と名付けられました。
明るく張りのある音が特徴で、バンドーレンが初めて出した
ジャズ用のリードです。

RICO    バンドーレンと並ぶ世界の2大リードメーカー

(1)  RICO アンファイルドカット
社名がそのままブランド名になっています。
明るく抜けの良いパワフルな音色で、
初心者にも吹奏楽にもジャズにも使える人気のリードです。

(2)  GRAND CONCERT SERECT ファイルドカット
よく響く、透明感のある音色です。
安定感があり比較的ばらつきが少ないとされています。

WoodStone

名前の通り、サックスの石森管楽器が送り出すリードです。
どちらかというとジャズ向きで、伸びのある深い音が出ます。
このリードがプロたちに評価される理由の一つに
1箱5枚入りの5枚とも使える ということがあります。
普通は、1箱10枚入りで使えるのは2~3枚ですから。

Legere    樹脂製

耐久性や耐水性に優れていて、長持ちしますし
植物ではないですから品質が一定しています。
気温や湿度の管理も要りませんので、扱いやすいリードです。
ケーンと違い水分を吸いませんので、水分でびちゃびちゃになりがちです。

他にもメーカーは ゴンザレス ヘムケ アレキサンダー などがあります。

リードはそのカットの仕方で
ファイルドカットとアンファイルドカットとに分かれます。

一般的には、ファイルドカットはクラシック向きでクリアで明るい音が出て、
アンファイルドカットはジャズやポピュラー向きとされ、ソフトでダークな音の傾向があります。
カットがどちらかなのかはリードの箱にも明確に記載されていますが、
先の渡辺貞夫さんの例 (ジャズプレイヤーがクラシック向けを使っている) もありますので、
それほどこだわることもないかと思います。

大きさでいえば、
ソプラノ用とかバリトン用はさすがに大きさが違いすぎるので、間違うことは無いでしょうが、
アルト用とテナー用は、初めのうちは間違いやすいので買うときは気を付けてくださいね。

サックス用リードの硬さによる違い

リードは同じ銘柄でも硬さ (厚さという場合もあります) による違いがありますので、
買う際には注意が必要です。

トラディショナルでいえば、初心者は 2番か 2.5 (2・1/2)
無理なく吹けて、安定した音を出しやすいはずです。

そのまま 2・1/2 を吹き続ける人もいれば、
上達とともに 3に上げたりする人もいます。

では、硬さで何が変わるのでしょうか ?

柔らかいリードは吹きやすい反面、高音域で音が薄くなったり裏返ったりします。
また、大きな音を出そうとして強く息を吹き込むと、詰まったような状態になり
音が出ません。

硬いリードを選ぶと、音に張りが生まれ高音域で音が裏返ることもない代わりに、
口がすぐに疲れ、肺活量も必要で初心者には音が出しづらくなります。

硬さの度合いは数字で表されていますが、あくまでも平均値ですので
同じ箱のリードがみな同じ硬さかというと、微妙に違います。
また同じ数字でもメーカーやブランドで少ずつ違いますので注意しましょう。

以下にその違いを表にまとめましたので、参考にしてください。

ブランド
  ←柔らかい             硬さ              硬い→
トラディショナル
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
4.5
5
V12
2.5
3
3.5
4
4.5
5
JAVA
1.5
2
2.5
3
3.5
4
RICO
2
2.5
3
3.5
4
GRAND CONCERT SERECT
2.5
3
3.5
4
ジャズ セレクト
2S
2M
2H
3S
3M
3H
4S
4M
4H
WoodStone
2.5
3
3.5
Legere
2.25
2.5
2.75
3
3.25
3.5
3.75
4
4.25
4.5

トラディショナルの硬さを基準に見ると、各ブランドで微妙に違いがあるのが分かりますよね。

硬い方が、安定した密な音が出ますが、
無理せず今の自分が楽しく吹ける硬さを選びましょう。
少し力を入れて吹く くらいがいいと思います。

まとめ

サックス用の リードで初心者への おすすめは、
なんと言ってもバンドーレンのトラディショナルです。

どんなジャンルの曲にも対応できるオールマイティで、
音やリズムのコントロールもしやすい
まさに初心者でも吹きやすい、安心なリードです。

リードの種類も数多くあり、違うお店に行ったら
「初めて見る銘柄のリードがある」 なんて発見も
よくあることです。

ここでは初心者にもおすすめの人気銘柄を紹介してますので
少し慣れてきたら、ここに紹介したリードを吹いてみるのも楽しいかと思います。

リードの硬さに関しては、あくまで個人の好みもありますが
一般的なおすすめの硬さとして 2~2.5  です。
実際、初心者で 3 は、キツイという人が多いですね。

サックスの本体は一つでも、
リードの銘柄や硬さを変えることで新鮮な楽しみを味わえるのは、
サックスの素晴らしいところですね。

 

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