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サックスのストラップで首が痛い人向けの選び方とおすすめ品


 
サックスを吹いていて、首が痛いと感じたことはありませんか ?

サックス仲間からも「首が痛い」と聞きましたし
私自身も首の痛みが気になっていました。

サックスを楽しく練習したいので、この痛さは何とかしたいですよね。

強く息を吹き込まなければならないのに、
首が痛くなってサックスがさらに重く感じるようになってくると、
楽しく吹くなんて出来なくなってしまいます。

サックスを吹くときに唯一、必ず身に付けるものがストラップです。
首の痛さは、首から下げているこのストラップが影響しているというのは明らかです。

そこで、首が出来るだけ痛くならないストラップの選び方や
買い替える際の、私のおすすめストラップも紹介しながら

あなたがストラップによる首の痛みから少しでも解放されるよう、お手伝いをしたいと思います。
 

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サックス用ストラップ で首が痛いときの原因とは

ストラップの何が首の痛みに繋がっているのか
考えられる主な要因をあげていきますね。

(1) 首の後ろ側付け根付近にサックスの重さが集中

サックスの重さをどのくらいの面積に分散させられるかの問題です。
少ない面積で支えようとすれば、その狭い部分に重さが集中するので痛くなります。

そして、体のどこに当たるかも重要なポイントです。
付属のストラップだと、首の後ろの付け根部分に当たりませんか ?
ただでさえ、重い頭を支えている部分に、さらなる重さが加わるわけですから痛くもなります。

(2) 首の左右両側から締め付けらめるような構造

ストラップは、その人に身長に合わせて長さが調節できるようになっています。
サックスをもう少し上の方にセットしたいと思って
ストラップを短くしようとすると、首の両側 (頸動脈の辺り) が締め付けられるように感じますよね。

この息苦しさも、首の痛さや肩こりに繋がっていきます。

(3) 付属品レベルだから

付属品のストラップを悪く言うつもりはありませんが、
やっぱり 『付属品』だからです。

付属品として付ける品物ですから、
必要最低限の機能 としての 『サックスが落ちないこと』 しかありません。
首や肩に当たる部分が細くて、それだけでも痛く感じるものです。

以上の 3点、実はすべて付属のストラップの形や構造にぴったり当てはまります。
ということは、ストラップを買い替えることで、あの痛みから解放される確率が高いということですよね。

サックス用ストラップ の選び方

首の痛みは、今や世界中のサックス愛好家たちの共通の悩みとなっていまして
ストラップのメーカーもそのことを考慮して
各社様々なアイデアを盛り込んだ商品を出してきています。

首の痛みを始め身体への負担を軽減するためのストラップとしては
大きく 3つの種類が出ています。

ネックタイプ

首から肩にかけて広くそして厚めのパットを使用したネックタイプで、
肩に当たる部分のパットの形は、ちょうど鳥が羽を広げたようになっています。
写真からもわかるように、首の骨に当たりそうな部分は
パットとパットの間、つまりストラップが骨に当たりにくい構造になっています。

 
現在私が使っているのもこのタイプで、首の痛さをあまり感じなくなりました。
長く吹いていると徐々に負担になってくる『重さ』ということでも
首から両肩のかけての広い範囲に分散して支えているので、
それほど感じることは無くなりましたよ。
首の付け根からぶら下げていた従来のストラップは、もう使いたくありません。

ショルダータイプ

両肩にひっかけるような形状のストラップです。
ランドセルを前からしょったような感じでしょうか ?
ランドセルの教科書などを入れるところがサックスに変わります。

 
肩にかけるストラップはランドセルのベルトよりも細いですが、
首への負担は無くなります。
ストラップ部分には中にアルミの板が入っていて、しっかり肩に引っかかるようにできています。

欠点は、方に引っ掛ける部分がかさばるので、サックスケースの中には入りません。
移動するときは、別途何かに入れて持ち運ぶことになります。

ハーネスタイプ

上半身全体で負担を分散するハーネスタイプというものも出ています。
肩や背中など、上半身全体で負担を分担できる設計です。
サックスの重さに伴う痛みが一番少ないのはこのタイプです。
バリトンサックスのように重量のあるサックスには最適です。

 
前出の 2種に比べると、脱着がやや面倒かもしれません。

首の痛みだけではなく、
ストラップの携帯性や脱着の容易さも、
自分が使用するシーンに合わせて選ぶポイントとなります。
また、長さの調整がしやすいかどうかも大切な点ですよ。

自分のサックスの種類によっても、大きさや長さが違ってきますので、
ご自分のサックスに合うストラップを選ぶようにしてください。

サックスを引っ掛けるフックにも種類があります。
材質と形状です。

材質は、樹脂か金属
どちらも強度には問題ないですが、金属製のほうが響きが良くなるともっぱらの評判です。
いっぽう、金属ですからサックスにカチャカチャとぶつかる度に傷がつく恐れがあります。

形状は、ただのフックか セーフティフックかの違いです。
ただのフックは本当に引っ掛けるだけの形で、外れやすくなっています。

これは決して悪いのではありません。
サックスを持ち換えて (アルトからソプラノへなど) 吹く場合には
簡単に外れないようになっているセーフティフックでは間に合わない場合もあるからです。

サックス用ストラップ のおすすめ品

私のおすすめはネックタイプのB.AIR バードストラップ

 
理由は
パットが本革で質感が非常に高いことと、
身体へ当たる面が広く、首への負担は激減
移動時にかさばらない
長さの調節がしやすい
首の両側への締め付けもない
というものです。

先にお伝えしました、パットの部分が鳥が羽を広げたような というのがこれです。
バードストラップと言う名前もそこから来ているものと推察しています。

移動時にかさばらないということと、
ストラップの脱着に煩わしさ がない
ということで、ネックタイプを選びました。

このストラップは、私にとっては初めて買ったものではありません。
以前にも 5,000円くらいのネックストラップを買いました。

ヤマハの付属品のストラップにどうしても不満が出て、その不満を解消しようと
購入に踏み切ったのですが、やはり不満は残りました。
首に当たる部分には厚く広く柔らかな素材で作られていたのですが、
痛みが無くなるまでには至らなかったのです。

それで、新たに購入した バードストラップ は、満足でしたよ。

傾向として、今はどんどん新しいストラップが出てきています。
待っていては切りが無いですので、 2年か3年後にもっといいのが出たら
また買い替えるくらいの気持ちで購入してもいいのではないかと思います。
何故かと言いますと、今痛いのであれば、その痛みを少しでも軽減することが大切だからです。

まとめ

サックスのストラップが原因で、首の痛みに悩まされている人がたくさんいます。

首の付け根に、
それも狭い範囲にサックスの重さが集中する形状が問題なのですが、
ストラップのメーカーは、パット部分の形状だけでなく、
体への装着の仕方そのものを見直すような工夫も出てきてます。

買う場合の選び方としては、
首への負担を考えるのはもちろんですが、持ち運びの際の携帯性や
装着したり外したりする際の簡便さも考慮したほうがいいですよ。

実際に売られているストラップの特徴を紹介しています。
私が散々迷った末に購入して、とてもよかったストラップを
私のおすすめとして記載しています。

ですが、
人の身体ですので、一人ひとり感覚も体つきも違います。
これらの予備知識をもとに、実際に身体に付けてみて、
もっとも付け心地のいいストラップを選ばれるのが
一番いいと思いますよ。
 
 

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