自転車に乗っている人の中で、パンクを経験したことのない人はいないと言えるほど、自転車ってパンクしますよね。
多くの人は、自転車屋さんに持ち込んで直してもらったと思います。
いくらかの料金を払うのは当たり前として、自分でも簡単にパンク修理が出来ることはご存知でしたか ?
よほどのひどいパンクでない限り、修理は自分で出来ます。
シンプルなパンク修理用のキットなら自転車屋さんに売られていますし、
100均にも売ってます。
100均にも売っているということは、
やってみればそんなに難しいことではないということてしょう。
大量に売れないと元が取れない業界ですからね。
ここでは、そんな身近な自転車のパンクについて触れていきます。
自転車のパンクを修理してもらうと値段はいくらかかるの ?
ごく普通に『釘が刺さった』とかでのパンクなら、なんだかんだ 1,000円前後かかります。
この金額が高いのか安いのか私にはわかりませんが、
わりと頻繁にパンクする人にとっては、安くはないのかなと思います。
修理してくれる側としては、ボランティアみたいな値段でしょうけどね。
今の日本で近所の道路状況が宜しくないというのは、そうそうないと思いますが、パンクの原因は道路の凸凹だけではありません。
自転車をこいで走れるのは、タイヤのゴムが道路との摩擦のために滑らないでいてくれるからなのです。
つまり、摩擦のために少しずつ少しずつゴムは減っています。
走り込んだタイヤの表面は、凸凹が無くなっていますよね。
すり減ったということです。
ゴムがすり減って薄くなると、そのうちパンクします。
その時は、中に空気をため込む『チューブ』ではなくタイヤ本体を交換することになります。
道路までのちょっとした通路とか、庭とか玄関前の裏道とか
僅かな距離でも毎日の往復に未舗装の地面を通ったり、長い距離を走ればタイヤのゴムには衝撃です。
使い方やよく利用する地面の具合で、パンクの頻度は変わります。
その分だけ、パンクの修理代がかかるということです。
自転車のパンク修理は自分でできるの ?
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自分で出来ます !
道具さえあれば・・・ですが。
女性も心配ありません。
力仕事があるとすれば、修理後の空気入れでしょうか ?
小学生の頃、自分の自転車がパンクして
修理に出したときに、自転車屋さんのすることを見ていました。
「簡単だ ! 」
ふと横を見ると、『パンク修理キット』なるものが売られています。
いくらで売られていたかは覚えてませんが、小学生が持ち合わせていた小遣いで買えたのです。
父が工作好きだったお陰で、ある程度の工具は家にありました。
当時の道路は砂利道が多く、よくパンクしたものです。
次のパンクの時に、思い出しながら自分でやってみました。
やはり簡単でした。
タイヤをタライに汲んだ水の中に浸けて、泡の出る場所=パンクの穴 を見つけて、接着剤でゴムを一枚貼るだけです。
ズボンのほころびに、あて布を当てて補修するのと同じです。
以来、一度も自転車のパンク修理を他人にお願いしたことはありません。
自転車のパンク修理キットについて
パンク修理に必要な部品だけのセットなら
数百円で手に入ります。
自宅に工具があれば、 それで十分です。
必要な工具がセットになったものでも
安い物なら2千円くらいから売っています。
部品や工具をいつも携帯できるように、
ケースまでついていますよ。
たとえば、こんな感じです
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キットに含まれる部品は、一回分だけのものではなく
複数個所修理できるくらいの部品がセットされていますので、
一つ買えば、何回も修理できます。
また、ボルトの緩みや
ワイヤーの長さの調整くらいだったら
現地で修理できる程度の工具も付いています。
自転車を趣味にして、
少しずつ遠出をするようになったとします。
出先でパンクしたら、土地勘もない現場で自転車屋さんを探せるでしょうか ?
そもそもパンクしているのですから、
自転車に乗って自転車屋さんを探したり
お店まで乗っていくことも出来ません。
自分で修理するスキルがあれば、万一の時も対応できますね。
そのためにも必要な部品は携行したほうがいいですよ。
まとめ
自転車のパンクの対応は、
多くの場合、自転車屋さんを頼っていたことと思います。
その都度 1,000円前後のお金を支払いました。
実は、パンクは自分でもできる修理なのです。
空気が漏れている個所を突き止めて、
薄いゴムの板を接着剤で貼って、空気漏れを止めるだけです。
自分でパンク修理するためのキットも売っています。
工具付きのセットもあります。
自転車に乗って出かけて、
楽しいはずの出先で、立ち往生しないためにも
パンク修理のキットを使って、自分で修理できるようになりましょう。