本を大切に読みたいと思う『本好き』さんにとっては
表紙が汚れたり、手の油がついたり、そういうのがとても嫌です。
本屋さんで本を買えば、必ずと言っていいくらいに
紙を折ってブックカバーにしてくれます。
とてもありがたいサービスですよね。
でも紙なので、やがては擦り切れたり
喫茶店のテーブルの水で沁みてしまったり
いつも手の指が当たるところが黒く汚れてきて
なんだかなぁって気持ちになってしまいます。
そこで、
もっとちゃんとした (本屋さん、ごめんなさい) ブックカバーを
した方がいいんじゃないかと思うようになるんですね。
今回は、日本のメーカーでPVCレザーにこだわっている『TEES FACTORY』さんの
こだわりのブックカバーを紹介します。
ブックカバーが合皮ってどうよ
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本革の人気は相変わらずです。
少し前までは生きていたものを加工していますので、
どうしても色が出てきたり、僅かな湿気で液がわずかに出て来たりと
本を綺麗に扱いたい人の意図から外れてしまうことがあります。
手触りや香りもリッチな気分にしてくれるのは事実です。
でも耐水性や耐薬品、汚れおちなど、本を守る意味合いからすれば、
合成皮革のPVCレザーの方が好ましいと思うのです。
合皮には合皮の良さがあります。
でも、皮革製品のために毎年世界で 10億頭の生き物が殺されていると思うと・・・
また、本革の良い匂いは、じつは皮の匂いではなく
皮の臭さを消すための薬品の匂いなのだそうです。
そんなにこんなで、
あえて、本革にしなくても良いのではないかなぁと思うのです。
ブックカバー おすすめは、こだわりの「SION」
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この会社は日本の会社で、PVCレザーを使ったポーチやトートバッグを作っています。
同じPVCレザーでもここで採用しているレザーは
・抗菌機能付き
・有害物質(鉛・水銀・カドミウム・六価クロム、ポリ臭化ビフェニール、ポリ臭化ジフェニルエーテル) などを使っていません。
他のPVCレザーでは結構使われているそうです。
・耐アルコール
・耐次亜塩素酸
・汚れがつきにくい
・色移りしにくい
・難燃性
耐アルコールは、変な伝染病が流行っているときなどは
しょっちゅうアルコール消毒しますから
付いてしまっても、さっと一拭きで問題ないそうです。
耐次亜塩素酸とは、万一汚れがついてしまっても、
漂白剤を非常に薄くして汚れを除くことができるということです。
そして中央付近のライン
この僅かな段差が指に引っかかり
本を支えるにしても手で持っているときにしても
うっかり落としたりすることもなく
指に力を入れなくても支えていられると評判です。
読書で、意外に疲れる指の疲労の低減にも貢献してくれますよ。
本をきれいに使いたいのが動機であれば、
この、こだわりのPVCレザーでできた、『SION』なら
きっと満足できます。
ブックカバーに名前を刺繍で入れるとかっこいい
所有欲が強い日本人、というと少し語弊があるかもしれませんが、
自分専用って響きはいいものですし、人のと間違う事故もなくなりますね。
この会社では、刺繍にこだわっています。
色々社内でも検証したのだそうですが、
最終的に立体的に見えて高級感もあり、上質で特別な感じもするということで、
全員一致で刺繍onlyとしたそうです。
たしかに、サイトに出ている刺繍の例を見ても素敵です。
ただ、刺繍ということで手間も時間もかかりますので、
500円が追加で必要になります。
まとめ
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本を大事にする人は必ずと行っていいくらいに
ブックカバーを使用しています。
そのブックカバーにこだわりの材質とデザインで望んだ
この逸品。
喫茶店のテーブルになにげに置いたら
コップのガラスの表面についていた水滴が
落ちていて、本にしみてしまった・・・
なんてことも防げますよ。