猫はとってもわがままです。
すべての飼い主が感じていることでしょう。
さて、猫様にもベッドを提供してあげる人はたくさんいますが、
窓取り付け用のベッドを考えてる人が増えてきました。
猫用の窓ベッドというのは、
文字通り、窓に取り付けるベッドのことです。
窓にベッドがあると、猫様が喜んでそこに飛び乗る姿が目に浮かびます。
では、窓ベッドがあると
どんなメリットが有るのでしょうか?
そして、猫様のために窓ベッドを買おうと思った時
注意しておいたほうがいいこともありますので
その事も書いていきます。
窓好きな猫にはベッドも窓のそばが良い
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猫はどこかで寝ているか、外を見ているか、
一日のうちの大半はこの繰り返しです。
非常に羨ましい限りですね(笑)
そんな猫様にとって
そして飼い主にとって
窓用ベッドにはどんなメリットが有るのでしょうか?
1.外を見たい気持ちを満足させる
猫様はよく外を見ています。
別に景色を楽しんでいるわけではないのです。
猫科の動物は縄張り意識が強いのですが、
飼い猫はいちいち確認しに出かけて行かないまでも、
やっぱりテリトリーは監視したいのだそうです。
2.個室で安心して日向ぼっこが出来る
大好きな日向ぼっこができます。
しかも、小さな箱に入りたがる様子からも分かる通り、
少し狭いくらいの個室が落ち着くのでしょうね。
落ち着く広さの個室で
日向ぼっこをしながらテリトリーの監視ができるなんて
そりゃあ、猫様にとっては願ったり叶ったりなわけです。
(とても身勝手なテリトリーですけどね)
日向ぼっこは
毛の中の水分を乾かすのと
ダニなどの害虫駆除にもなるので
自由にさせてやりたいですね。
そういえば、
日向ぼっこ後の猫様は
日に干した布団のように
フカフカの毛になってますものね!
3.場所を取らない
場所を取らないというメリットは大きいですよ。
これは飼い主である人間にとってのメリットです。
キャットタワーやキャットハウス など
結構場所を取りましたよね。
掃除をする時も、どかすのが面倒で・・・
でもこの窓用のベッド、
猫様一匹分のスペースです。
しかも、窓に張り付いているので
床の面積を専有しません。
人間が外を見られる面積が少し減りますけどね。
まぁ、その分の面積で
猫様が満足してると思えばいいわけでして。
窓用ベッドの良さは感じられましたか?
それでは、買おうとしたときに注意するべきことを
お伝えしますね。
猫用窓ベッドは落ちることがある
そうなのです。
窓に貼り付ける方法が吸盤なので、
猫様の体重で落ちてしまうことがありました。
窓の内側から外に向けて、ガラスに吸盤3個でくっついています。
吸盤って、思いっきり押し付けたつもりでも
吸盤とガラス面との間に空気が残っています。
この空気が太陽の熱で暖められて膨張すると
吸盤の吸い付く力より大きくなったときに
剥がれて落ちてしまうんですね。
そこで
このベッドは、吸盤を改造して新発売しました。
かなりのレベルで空気がない状態にできますね。
これで、よほどのオデブーな猫様でない限り
その重さで落ちるということにはならないでしょう。
ただし、商品の注意書きにもありますが、
貼り付ける時は
吸盤とガラスの面を綺麗にしておくことを
忘れないでください。
汚れていたり、ホコリやゴミが付いていたりすると
吸着効果が極端に低下するそうですよ。
猫も熱中症 窓のそばは、より起きやすい
設置予定のお部屋に
エアコンや扇風機があるといいです。
夏は間違いなく暑くなります。
人間も暑くてカーテンを閉めるくらいですから
ガラスの内側で陽の光にあたっていたら
猫様といえども熱中症にかかってしまいます。
猫の汗腺は犬と同じく肉球の回りにあるだけです。
ですから汗で体温を下げることが出来ません。
犬のように下を出してハアハアと熱を放出させる習性も長い舌もありません。
熱中症の症状が進むと犬のようにハアハアが始まりますが、
その時はかなり危険です。
猫様の平熱は38℃前後ですが
熱中症になりかけのときでも
触ってみて明らかに身体が熱くなっています。
室内で飼われることの多い猫様は注意が必要です。
窓を開けて風通しをよくしたり、エアコン(冷房)や扇風機などを活用し、
夏場は特に、熱中症の対策が出来るお部屋に
ちょうどよい窓があるかも確認したほうがいいですよ。
まとめ
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窓用ベッドを猫様に提供すると
外を眺めるのが好きな猫様
日向ぼっこが好きな猫様
高いところが好きな猫様
個人スペースを確保したい猫様
猫様のたくさんの願いを叶えることが出来ます。
この窓用ベッドで、それができます。
そして場所を取らないという
人間にとっても大きなメリットがあります。
買う時の注意点としては、
吸盤に落下防止の工夫がされているか
設置予定のお部屋の空調環境
これらのことも考慮して、設置してあげてください。