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サックスの効果的な練習は好きなプレイヤーを真似るのがコツ


 
サックスをもっと上手に吹きたい と思うのは
サックス吹きすべての人に言える願望です。

そこで何とかして上手になるための効果的な練習はないかと
いろいろ試してみるのですが、

あれこれと考えて作られた教則本や
音楽理論などに基づいた練習よりも
原始的な自然発生的な方法が一番いいかと感じるのです。

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サックスの練習は真似から

『真似をすること』

これが一番です。
料理でもスポーツでも、最初は人真似ですよ。

この人のようになりたい これが一番力が出ます。

このプレイヤーの音が好きだから
この人と同じような音になりたい。

このプレイヤーの吹き方、曲の演奏が好き
だからこの人の様な吹き方をしたい。

昔々、ジャズに憧れた若者は総じて貧しい家柄と聞きます。
音楽学校や書物なんて買い与えてもらえるような家ではなかったようです。

中古のボロボロの楽器を何とか手に入れて、
耳で聴いたあの人のあの曲を
同じように演奏できるようにと
何度も何度も思い出しながら練習したに違いありません。

『ドレミファソラシド』
なんてことすら知らないままだったかもしれません。

それでも『あの人の様にプレイしたい』
この気持ちが多くのミュージシャンを育ててきたことは
想像に難くないですよね。

そのくらい、『ある人の真似をする』という行動は
持続する力があるということでしょう。

幸いなことに、
今の日本では誰でも音楽に触れることが出来ます。

YouTube や 様々なミュージックアプリ
CD や DVD もかなり格安で手に入ります。
それを聞くための機器も安価で手に入ります。

目標とするプレイヤーの好きな曲を
何度も何度も聴くことができます。

昔々の人は、
たった一度しか聴く機会が無かったかもしれません。

もの凄く恵まれた環境にいる私たちは
もっともっと短期間に上達する環境を持っているのかもしれませんね。

サックスプレイヤーとの出会い

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好きなプレイヤーは、突然現れるものです。

最初のうちは自分の知っている限りの奏者の中で
好きなプレイヤーを選んで憧れます。

好きな趣味なので、YouTube などを視聴したりするうちに
突然、今まで知らなかったプレイヤーとであうことがあります。

見慣れないその顔や姿、
「誰 ? この人」

でも、何気に聴いていると
「この音好き」
「この歌いまわし方、好み~」

そのプレイヤーの演奏ジャンルが
自分と合っていたりしたら
とたんに
「この人のように吹きたい」

となるのです。

そしてそのように吹けるように何度も何度も練習するうちに
技術も向上しているものです。

だって、下手なままではそのように吹けるはずありませんからね。

そのためにも、
たくさんのプレイヤーの演奏を視聴するといいです。

私もそうでした。

サックスを始めるまでは知らなかったプレイヤーの中でも
CDを聴いてみて感動した人は
ソニー・スティットでした。

でもこの人、上手すぎる。
残念なことにあのチャーリーパーカーと同じ時代を生きたのです。
上手すぎるがゆえに、「チャーリーのマネ」と言われ続け
アルトサックスを捨ててテナーに持ち替えたんですよ。
テナーでのアルバムも何枚も出して
でも、チャーリーパーカーの晩年、ソニーを呼んで
「自分の代わりは君しかいない」と言われて
もう一度アルトを手にするんですね。

そんなすごい人なので、
ちょっとムリ(笑)

それから
2年前は知らなかったプレイヤー
SaxRuby (芸名) さん。

台湾ですよね、この方。
とても華奢な体格の女性ですが、
日本の演歌や歌謡曲を
毎日のようにアップしています。

その音も好きなのですが、
こぶしというか、歌いまわしがとても私の感覚とマッチしてます。

「どうせ吹くなら、この人のように吹きたい」

今までもそんなことを感じたプレイヤーはいたのですが、
その人のように吹こうと練習する気にはなれませんでした。

曲のジャンルの違いもあったのかもしれません。

この女性の演奏
台湾の言葉で 『漫歩人生路』
中島みゆきさんの『ひとり上手』です。

YouTube で検索すると
この曲以外にもたくさん UP されていますよ。

よくわからない色に髪を染めて
曲の間奏時には商業的な笑顔を作るのが、
最初は気に入らなかったのですが、
演奏を聴いたとたんに ファンになりました。

一つひとつの技術は、そりゃあ高度な物ばかりです。
でも、曲が親しみやすいのと
自分もこんな曲回しが好き
音の響きが好き
その三つのことで、
この人を真似したいと思うようになりました。

サックスの上達にもコツはある

人によって、向いている練習法は違うと思います。
ですが、力のはいる練習法があれば、
それを続けること それが
サックス上達のためのコツ ですよ。

与えられた曲をひたすら練習するのが向いていて
効果が出る人もいるでしょう。

スケールレッスンを一生懸命にやっていたら
苦手だった運指がだんだん克服できて
喜びとやる気につながったという人もいるでしょう。

ひたすらロングトーンをまじめにやっていて
美しい音になったとワクワクする人もいるでしょう。

ただ、曲が吹けて満足しているレベルから
人に聴かせたいけどどうすれば・・・
という人には、自分が吹きたい感覚ととても近い
プレイヤーとの出会いから、その人を真似るという練習法で、
楽しくてしょうがないうちに上手くなる人もいるでしょう。

『耳コピ』で上手くなっていくのが自然だし、
目標到達点まで最短の道のりなのかもしれませんよ。

いずれも、その人に合った練習法を見つけたわけで、
それこそが上達のためのコツなのです。

まとめ

サックスをうまくなりたい人への練習法は
世の中にたくさん出てますが、
自分がどんな音を出したいのか
どんな歌い方が好きなのか
どんなジャンルを吹くと楽しいのか

これらのことに練習法がマッチしていれば
力が湧いてきます。

そのためには、たくさんの人のプレイを視聴することが大事です。
たまたま自分の感覚にピッタリの人と出会ったら
その人を真似てみましょう。

自分好みのサックスに近づいていくことでしょう。

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