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今の日本、いえ世界的に
どこの地域でも誰でもが、災害にあってもおかしくないくらいに
あちこちで異変が起きています。
災害の備えを怠るなという戒めは、
以前から先人たちに教えられていた気はしますが、
実際にはなかなか本気で備える気になれてないのは私だけでしょうか?
災害にあって困るのは、ほとんど生活に関わる全てです。
住むところ 飲水 食べるもの 着るもの 常備薬 スマホなどの情報をもたらすもの
忘れられがちなのが、排泄です。
トイレの問題は食事以上に回数があります。
一日に何度も困ることになります。
ここでは、とりあえず住むところは無事で、
ライフライン (電気や水道、ガス)が止まってしまった場合を想定して考えてみます。
大小合わせて一日の量、そして家族分の量
ちゃんと考えておかないと、とんでもないことになりかねません。
災害に備えるならまず、何から?
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水と食べ物はなんとしても確保しておきたいものです。
生きていくためのエネルギー源ですし、
『食べ物がある』というだけでも、希望で出ることでしょう。
冬場であれば、寒さ対策。
電気もガスも止まっています。
プロパンガスの家ならガスは使えるかもしれませんが、
今のガスファンヒーターは、電気がないと使えません。
カイロとかコート類はすぐに取り出せるところに置いておいたほうがいいですよね。
それからトイレ問題
食べれば出ます。
いえ、食べなくても出ます。
体の老廃物を排泄する必要がありますから。
内閣府によれば災害時の排泄回数は、一人平均 5回なのだそうです。
一人 5回が家族の人数分、年寄りはもっと多いでしょうね。
4人家族なら、一日に 20回分を考えなくてはいけません。
そんな状態が何日続くのかを考えていくと、
災害時に必要な備えは、
水や食料と同じにトイレ対策も重要だということがわかります。
水洗トイレは断水したら流れない
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多くの方はご存知だと思いますが、
水洗トイレが流れていく仕組みは、排水用の弁が開いたから流れるわけではありません。
上からバケツ一杯ほどの水が一気に入ってきたときの
水の圧力で、押し出されていくだけです。
そして、いつもの水の量だけが便器に残るように設計されています。
つまり、水が出なくなった時は
水洗便所ではなくなるのです。
しかも貯められる量は、
ポットン式とは違い、便器の目に見える部分だけです。
すぐに一杯になりますし、
とても臭いはずです。
途上国で病気が絶えないのは、
生ゴミと排泄物の処理に問題があるからです。
日本でも、災害時の排泄物の処理を怠れば、
あっという間に良からぬ病気がはびこることになります。
このセットに含まれる凝固剤は
抗菌性の消臭剤が入っています。
災害時に断水したときトイレの備えをどうするか
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家がとりあえず住める状態で、
トイレも壊れてなければ・・・のはなしですが、
家のトイレをそのまま利用できる災害用のグッズがあります。
一人一日に 5回のトイレがあるとして
80回分の凝固剤
一回ごとのビニール袋
その袋がトイレの残り水で濡れないようにするために
一番下に引いておく袋
その袋を複数個まとめて燃えるゴミとして出すための袋
そして手を汚さないための手袋も含めて
80回分のトイレができるように非常にコンパクトな箱にセットになっています。
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内閣府の出した平均値である
一人一日 5回のとおりであれば、
80回は、ゆうに二週間分になります。
ちなみに和式のトイレにも使えますよ。
二週間あれば、ライフラインは最低限のところまでは回復しているのではないでしょうか?
まとめ
災害時の備えは、水や食料品と同じように
トイレでの排泄問題を忘れてはいけないです。
一人が一日に5回、家族の人数分のトイレ処理
これが断水が復旧する日数必要になります。
結構深刻な問題です。
消臭効果抜群の日本製凝固剤ですので、
匂いの心配もかなり低減されています。
排泄物を入れるビニール袋は、
二回結べてなおかつ無駄に大きすぎないサイズです。
『備えあれば憂いなし』
使うことがないのが一番いいと言う商品ですが、
お部屋のちょっとしたスペースに
置いておきたい、災害グッズですね。
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